こちらの書籍のレビューです。
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
- 作者: コーリー・アルソフ,清水川貴之監訳,清水川貴之,新木雅也
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/02/24
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
結構軽い書籍で、僕は秋葉原の有隣堂併設のカフェで1時間くらいで一周しました。 その結果、これは手元に置いておきたいと思って購入しました。
対象となる読者層
本文中にははっきり書かれていなかったと思いますが、
- プログラミングに興味がある人~始めて1~2年以内の人
- 特に「興味があるけど何したらいいかわからない」人
- 「独学」と聞いて心躍る人
がいいと思います。
内容
- 40%:Python基礎文法
- 20%:オブジェクト指向とは
- 20%:ソフトウェア開発に必要なものあれこれ
- 10%:発展的内容(データ構造、アルゴリズム)
- 10%:この本を読んだ後にすること
- 仕事の獲得方法、関連書籍
良いところ
「次何したらいいか」がわかる
プログラミングの入門本にありがちなのは、「文法は分かったけどこれで何をすればいいの?」となる場合があることです。 すでにプログラミング関連の職種についている人は別ですが、独学、すなわち自分の意思や興味から始めている人にとっては、次にやれることがたくさん示されているこの本は非常に役に立つと思います。
参考となる書籍やサイトがたくさん挙げられている
前に上げた良いところの続きです。 内容の項を見ると分かりますが、紹介されているトピックは幅広いですが、その分内容は簡単なものにとどまっています。 それの補完として、様々な参考書籍やサイトが数多く挙げられていて参考になります。
それだけでもすごいのですが、さらに良いのは日本語訳者が日本語のサイトや書籍を追加で紹介してくれていることです。 とてもたくさん紹介されているのでそこから選ぶのが悩ましい。
個人的感想
今の僕にとっては、どう学ぶかという方法論ももちろん大事ですが、そろそろ実際にモノを作ろうぜという段階だな~と思います。(今まで何も作ってなかったというわけではないです、たぶん)