AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 攻略法

先日合格したので自分の対策を残します。

対象読者

  • AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」に合格したいけど、AWS力に自信がない人
    • AWSのサービスをあんまり知らない……
    • そもそもネットワークを自分で考えたり組んだりしたことがない……

私のレベル

  • ネットワークの知識はあまりない
  • AWSを業務で取り扱っている

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトとは

  • 試験概要 AWSのサービスを用いたアーキテクチャ設計に関する問題が出ます。2018年2月から新しいバージョンが登場し、現時点では新旧両方のバージョンを受験することができますが、旧バージョンは2018年8月12日までしか受けることができません。ちなみに会場があいていれば数日後には試験を受けることができますし、試験自体は毎日行われています。

新旧バージョンの違い

旧バージョンではEC2とS3の細かい知識を問う問題が多かった一方、新バージョンでは他のサービスのこともバランスよく問われるようになった印象です。

勉強内容

① 参考書

他のブログでも上げられていますが、こちらの書籍です。

合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト

合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト

初学者向けです。この本から入って、全体像を把握するにはいいと思います。ただし、扱っていない事項も数多くありますので、これだけでの合格は難しいかなと思います。例えば、RedShift、Kinesis、EMRあたりは記述がありません。

② WEB問題集

こちらのサイトになります。

aws.koiwaclub.com

700問以上の問題があり、それぞれのサービスや、サービス同士のの関連性など、幅広い知識を身につけられます。一方で、NATインスタンスなど一部抜け漏れがあるので他の勉強法で補う必要があります。

AWS Black Belt

こちらのサイトになります。

aws.amazon.com

ここの「コンピューティング」から「分析」まで(「開発者用ツール」を除く)を読むといいと思います。そのサービスの全体像がわかります。 私は全部に目を通していないのですが、上記のWeb問題集を解いていてわからないサービスが出てきたらこちらを参照するというやり方をとっていました。

試験中、「全然わからない、受かる気しないわ」となったときにすべきこと

僕は一発合格ではありませんでした。初回の試験は解いている最中もボロボロで、全く合格できる感触ではありませんでした。*1

もしもう一度受験できるチャンスがあるときは、やるべきことがあります。分からなかったサービスや用語を試験中に覚えておくことです。*2

合否は回答提出後すぐに判明します。残念ながら不合格になってしまった場合は、意味のわからなかった単語はもちろんですが、サービスの理解があいまいな部分があったものも、試験後にBlack Beltで調べましょう。試験はテストセンター開催され、メモ等を持ち帰ることはできないので、頭の中に頑張って記憶しましょう。

所感

身も蓋もないのですが、一番効いたのは実務経験です。ここでVPCを軸とした、EC2・RDS・ELBの関係性がなんとなく把握できた感じです。次に役に立ったのはWeb問題集です。こちらで細かい知識が自然と頭に入りました。

模試は受けておけばよかった気がする。

他の合格記

総じてどの記事もよくまとまっていると思いました。

*1:合格したときも感触は良くなかった

*2:試験中、僕はメモをたくさん取り、理解があやふやだった部分を記憶するようにしていました