以下のSpringハンズオンをやりきったので報告です。非常におススメです。
私がこれを知ったのは去年12月のJJUG CCCでしたので、ようやく重い腰を上げて実施したわけです。
よいところ
無料
すぐ終わる
3時間あれば全部のハンズオンを一通り終えることができます。*1
- Springの基本的な全体像が分かる
Springを始めよう、またはSpring案件に入ったけど何が何だかわからない、という人には非常に有用です。
- ハンズオン後に「その次やるべきこと」が示されている
実は講義編としてのスライドも用意されています。
www.slideshare.net
その中で、さらに学びたい場合の参考書籍が紹介されています。
学んだこと
Springは簡単なレベルで雰囲気で使っていましたが、今回のハンズオンでいくつか学びがありました。
「HogeHogeのBeanを、コンストラクタでDIする」という言い回し
あるクラス内で、とりあえずコンストラクタ周辺で以下のような記述がよくあります。
// Fugaクラス内 private final Hoge hoge; public Fuga(Hoge hoge) { this.hoge = hoge; }
今までは雰囲気で、「ここはBeanを使いまわしているからインスタンスを新しく作成する必要がないんだな~」くらいにしか思っていませんでしたが、
これで何をしているかが言葉で説明できるようになりました。
@Validatedアノテーションと検証用アノテーションの存在
フォームから入力された値に関するバリデーションはどこでもやると思いますが、コントローラーの各メソッドの引数に@Validated
を付与し、サーバーサイドのフォームを構成するプロパティに@NotBlank
, @Length
, @Email
などのアノテーションを付けてチェックができることは初めて知りました。
ハンズオンの例にもあるように、ステートレスなバリデーションで使うのがいいかもと思いました。
その他
次はこれを読んで、さらに理解を深めたいと思います。
[改訂新版]Spring入門 ――Javaフレームワーク・より良い設計とアーキテクチャ
- 作者: 長谷川裕一,大野渉,土岐孝平
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/06/14
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る