JJUG CCC 2018 Fall #jjug_ccc 参加しました

JJUG CCC という、半年に一度あるJavaのカンファレンスに行ってきました。

www.java-users.jp

参加したセッションについて軽くまとめて行きたいと思います。

セッション一覧や、一部のスライドはこちらにまとまっていると思います。

d.hatena.ne.jp

Pivotal認定講師によるSpring Framework 5.1ハンズオン!

上記のセッション一覧にこのセッションが入ってなかったのでスライド等をあげておきます。

www.slideshare.net

qiita.com

Springはなんとなく使っているけど、1からアプリケーションを構築しようとすると難しいなという課題感がありました。

そんな中、ハンズオンセミナーがありましたので参加することにしました。

実際参加してみると、おいおいこれを無料で受けちゃっていいのかよ……。という充実した内容でした。

Springのベーシックなアプリケーションを構築する上で、一つの正解を教えていただいたなと思います。

まだ全部完走していませんが、基本的なBeanやConfigurationの設定から始まり、Spring DataやSpring Securityを触れるということで、最初に抑えるべきポイントはすべて押さえられていると思います。

おそらく、通常有料で開催している講座のダイジェスト版みたいなもので、時間内(105分)に終わらせるのは難しいから後でやっておいてねとも言われました。

一方で、失敗したところが2つありました。一つは、ハンズオンの事前準備をしてこなかったところ。公式ホームページのセッション詳細には書いてなかったのでスルーしていましたが、講師のTwitterなどでは事前告知があったようです。

もうひとつは、インターネットに全然つながらなかったところ。事前準備を完了するにはインターネット環境が必要なのですが、接続が多かったのか、全くインターネットに繋がりませんでした。これはどのあたりに原因があったのかイチ参加者には分かりかねますが、改善してほしいというのが正直な感想です。

俺が好きなのはJavaだけどJavaじゃない 〜虎の穴でのJava活用について〜

オタクならみんな知っているとらのあなのランチセッションです。

お昼ごはんもついていました。ごちそうさまです!

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お昼ごはん

内容はリニューアルしたECサイトについての話でしたが、そこまでマニアックではありませんでした。Javaでシステムを組むとしたら非常にベーシックな作りになっていると思います。

ここ最近の宣伝の勢いがすごいので勢いのある会社なんだなと思いました。

今こそStream API入門

Java Champion 桜庭さんの講演です。めちゃくちゃわかりやすい。すごいわこの方。

自分がStreamを書くようになった一番の要因は、「同僚が書いていて、君も書きなよと言われたから」なんですけどね。

まず内部イテレータと外部イテレータの違いもよく分かってなかったので、そこらへんの理論強化につながったのが良かったです。

flatMapは全然使ってないなと思っていましたが、二次元の配列をなめすときとかに使うよと言われて、今までは使えそうなケースに当たらなかっただけなんだなと思いました。

Streamが使えない場合*1ってどんなのがあるんだろうというのがよく分かってなかったのですが、例えばindexに対して、index+1や+2を使わないといけないときだそうです。なるほどそりゃそうだ。

IDEの力を借りればいい感じに短く書いてくれるとのことでしたが、実際そうで、今回扱ってなかったメソッド参照まで使って書いてくれます。

秒間 200,000 Req/sec をさばく広告入札システムを支えるパフォーマンスチューニング術

以前、とあるアドテクの会社にお話を聞きに行った時に、「パフォーマンスチューニングの経験ってあります?」「いや、あんまり……」となって微妙な空気になった経験があるので、実際のところどうしているのか気になって聞きに来ました。

全く畑違いの分野なので細かいところはよくわかりませんでしたが、計測して一番時間食っているところを潰していくようです。

けどその計測する環境を整えるのは割と大変なような気がするんですが……。

まとめ

去年も参加したのですが、そのときに比べてついていける(知っていることが多少ある)セッションが多くて成長を感じました。

*1:すなわち通常のfor文とか拡張for文とかを使う